岩手県盛岡市出身。20歳で東日本大震災を経験し、2015年より釜石市の復興支援員として活動を始める。
その後、ラジオパーソナリティーなどの仕事を経て、フリーアナウンサーとして独立。
三陸の人々に寄り添う仕事の中で「言葉では表現しきれないもの」を伝えたくなり、映像の世界へ。
2020年よりドキュメンタリー映像の制作を本格的に始める。
趣味は漫画、乗馬、愛猫を愛でること。夢はアラスカで野生のホッキョクグマを撮影すること。
動物がとにかく好きだった私は、かつて獣医を志していました。
しかし、さまざまな理由でその道を断念し、受験にも大敗。
それでも「動物たちが虐げられない社会をつくりたい」という思いだけは消えず、
“自分の人生を自然や動物たちのために役立てたい”と漠然と願うようになりました。
大学時代、恩師から「自然保全の現実を知るには、まず人間社会の現実を知らねばならない」と教えられ、
私はその言葉を胸に、20代を国内外のさまざまな現場で過ごしました。
2年間暮らしたアメリカの街は、貧困地域に隣接し、銃声が響くような場所。
買い物にも行けず、通販で買ったトマト缶が主食の日々でした。
ボランティアで訪れたアマゾン川では、ピラニアを釣って食べ、
帰国後は三陸の被災地で4年間、復興支援員として仮設住宅に住みながら働きました。
国境を越え、人々の「生き抜く姿」を見つめる中で気づいたのは、
“動物たちを守るためには、まず人間社会の平和を築かねばならない”ということ。
それは頭ではなく、身体で実感した真実でした。
30代になってからは、発信者としてのスキルを磨くことにしました。その一つが、映像制作です。
私の作った映像をきっかけに、言葉では表現できなかったものが伝わって、
もしも誤解があったならそれを解くことができて、
遠く離れた誰かをも“応援者”に変えることができるかもしれない――
そんな希望を持って、まずは被災地のドキュメンタリーを作り始めました。
初めは無我夢中でしたが、今は夫であり世界屈指のタイムラプスクリエイターでもある
清水大輔という強力なパートナーを得て、より質の高い作品づくりに励んでいます。
映像は私にとって“目的”ではなく“手段”です。
地域や、誰かのために、何かのために、と活動されている人たちの姿を取材し
その美しさを伝えることで、世界に素敵な人や活動が広がる一助になりたいのです。
遠回りかもしれませんが、今はその積み重ねの先で、
人と人、そして人と動物のつながりを増やし、
「共に生きる世界」の実現に少しでも貢献できるのではないかと信じて、
一歩ずつ進んでいます。
Legacy of ResilienceRaised in Morioka City, Iwate Prefecture, I experienced the Great East Japan Earthquake at the age of 20, a pivotal moment that ignited my passion for understanding global challenges. This journey led me to live in developing countries and impoverished areas in the United States, where I encountered life’s raw realities, even dining on piranhas in the Amazon River!
My quest for knowledge about sustainable development took me to the United Nations, where I interned at the Permanent Mission of Japan. This experience inspired me to become a communicator, sharing stories that promote sustainability and global collaboration.
Upon returning to Japan, I joined the public relations department of the Kamaishi City Reconstruction Assistance Office in Iwate Prefecture. Here, I began my journey as a reporter, sharing the narratives of disaster-affected areas. Concurrently, I embraced my role as a radio personality, which evolved into video production in 2020. My commitment is to create audio and video content that brings joy and contributes positively to the world.
My focus centers on the symbiotic relationship between people, nature, and animals. In February 2023, I exhibited a documentary showcasing remarkable individuals involved in disaster recovery at the Sony Imaging Gallery’s video exhibition, “I Hope It Reaches You.” Currently, my lens captures the stories of those engaged in wildlife conservation in Japan.
I dream of an exhilarating journey to Alaska, where I will videograph polar bears in their natural habitat, solidifying my role as a dedicated reporter for wildlife conservation.
▽活動歴(一部)
2015-2019 岩手県釜石市復興支援員釜石リージョナルコーディネーターに着任
2017 シェアリングエコノミー協会主催「Share Summit 2017」バイリンガルMC
2018-2024 エフエム岩手「KAWATOKU presents ROCK ON THE FM!」「Bra-Ban!」パーソナリティ
2019 「釜石国際観光フォーラム2019 -持続可能な観光とジオパークとdmo-」バイリンガルMC
2019 一般社団法人「未来を創るどうぶつ医師団」事務局長/任意団体「どうぶつ未来カルテ」代表に着任
2020-2021 岩手県釜石市震災伝承施設常設展 「Legacy of Resilience」
2020-2021 岩手日報「花時計」朗読パーソナリティ
2022 「Legacy of Resilience」が東京カメラ部動画コンテストにて審査員特別賞を受賞
2022-2023 NPO法人環境パートナーシップいわて主催「地域循環共生圏SDGs・気候危機フォーラム」MC・ファシリテーター
2023 ソニーイメージングギャラリー銀座 映像作品展「I hope it reaches you-3つの物語」
2024 NPO法人環境パートナーシップいわての理事に着任